蟹養斎(読み)かに ようさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「蟹養斎」の解説

蟹養斎 かに-ようさい

1705-1778 江戸時代中期の儒者
宝永2年生まれ。三宅尚斎(しょうさい)にまなぶ。尾張(おわり)(愛知県)で私塾勧善堂をひらき,名古屋藩儒官となる。延享2年巾下(はばした)学問所設立徂徠(そらい)学を批判し,崎門学普及をめざした。安永7年8月14日死去。74歳。名は維安。字(あざな)は子定。通称は佐左衛門。別号に東溟。著作に「読書路径」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む