蟹騙(読み)カニダマシ

デジタル大辞泉 「蟹騙」の意味・読み・例文・類語

かに‐だまし【××騙】

十脚目カニダマシ科の甲殻類総称潮間帯にみられ、カニに似るが、ヤドカリ類の一群イソカニダマシなど。

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精選版 日本国語大辞典 「蟹騙」の意味・読み・例文・類語

かに‐だまし【蟹騙】

  1. 〘 名詞 〙 甲殻類十脚目カニダマシ科の節足動物の総称。エビとカニの中間動物で、ヤドカリの仲間であるが、形はカニに似ている。各地の潮間帯の岩礁にすみ、日本には約三〇種知られている。小形で、頭胸部はカニと同様に甲羅(こうら)で覆われ、第五脚が著しく小さいのではさみ足を入れても脚が四対しかないように見える。

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