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蠟石 ろうせきagalmatolite

世界大百科事典 第2版の解説

ろうせき【蠟石 agalmatolite】

パイロフィライト(葉蠟石)を主とする蠟感をもつ鉱石。白色,淡緑色,淡青色,淡黄色,淡褐色,淡灰色などの色を示す。酸性の火成岩などの熱水作用により生成されることが多いが,堆積岩として存在する場合もある。純度の高いものはやや透明感があり鈍い光沢を呈し,昔から石筆の原料,印材,彫刻用,飾石などに利用されている。これらには絹雲母(セリサイト)などの混合する場合がある。その他に石英,コランダム紅柱石ダイアスポア,ベーム石boehmiteなどを含有するが,黄鉄鉱赤鉄鉱,ミョウバン石などを混存する場合もある。

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世界大百科事典内の蠟石の言及

【耐火煉瓦】より

…したがって,耐火煉瓦工業は,粉粒体の耐火原料を使って一定の形状をもつ煉瓦を造りあげる造形技術で,その基本は原料のもつ必要特性を煉瓦組織として完成させることにある。耐火煉瓦の原料の多くは天然原料で,これには,(1)ケイ石,蠟石,耐火粘土,ケイ線石(シリマナイト),クロム鉄鉱,ジルコン,黒鉛などを採鉱,選別,粉砕し,焼成せずに直接使用するものと,(2)耐火粘土,ボーキサイト,マグネサイト鉱,ドロマイト鉱などのように,あらかじめ焼成し,収縮を除去して,それぞれシャモット,焼ボーキサイト,マグネシアクリンカー,ドロマイトクリンカーとして使用する加工原料とがある。一方,高純度,高性能の原料として,最近,人工合成原料の重要性が増してきている。…

※「蠟石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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