血の雨が降る(読み)ちのあめがふる

精選版 日本国語大辞典 「血の雨が降る」の意味・読み・例文・類語

ち【血】 の 雨(あめ)が降(ふ)

  1. 血の色をした雨が降る。凶事前兆とされた。
    1. [初出の実例]「血雨降(チノアメフル)事七日なり〈略〉此れ則ち天より金剛の形の夜叉下って人を害すべき相也」(出典私聚百因縁集(1257)三)
  2. 刃傷沙汰(にんじょうざた)などで多く死傷者がでる。
    1. [初出の実例]「洲崎の埋めたての入札から、再三血の雨が降りかけたのを」(出典:人情馬鹿物語(1955)〈川口松太郎〉一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む