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血小板増加症 けっしょうばんぞうかしょうthrombocytosis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

血小板増加症
けっしょうばんぞうかしょう
thrombocytosis

血液中の血小板が増加する状態で,本態性と二次性とがある。本態性の血小板増加症はまれな疾患で,30歳以上に多く,男女の差はない。症状は出血が中心で,皮下出血斑よりも消化管出血が多い。次いで塞栓症,脾腫,血小板の著増,白血球増加,貧血または多血症などが生じる。二次性血小板増加症は,出血,脾臓摘出,悪性腫瘍,結核,骨折などに併発するもの。そのほか,慢性骨髄性白血病,多血症,骨髄線維症のような骨髄増殖性病変に伴うものもよく知られている。治療には放射性リン 32P や対症的にはアスピリンが有効である。

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