血祭りに上げる(読み)チマツリニアゲル

デジタル大辞泉 「血祭りに上げる」の意味・読み・例文・類語

血祭ちまつりに・げる

出陣の際、敵方の者を殺して士気を奮い立たせる。また、戦い初めに、威勢よく最初相手を倒す。

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精選版 日本国語大辞典 「血祭りに上げる」の意味・読み・例文・類語

ちまつり【血祭】 に=あげる[=する]

  1. 戦いの手はじめに、敵方の者を殺す。また、手はじめに威勢よく、最初の相手をかたづける。
    1. [初出の実例]「資本主義の番頭の俺を先づ血祭に上げねばならぬ」(出典:海に生くる人々(1926)〈葉山嘉樹〉二二)

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