行屎送尿(読み)こうしそうにょう

精選版 日本国語大辞典 「行屎送尿」の意味・読み・例文・類語

こうし‐そうにょうカウシソウネウ【行屎送尿・行屎走尿】

  1. 〘 名詞 〙 便所で用を足すこと。また、日常生活のごくありふれた事柄のたとえ。
    1. [初出の実例]「我等猫属に至ると行住坐臥、行屎送尿悉く真正の日記であるから」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「行屎送尿」の解説

行屎送尿

便所で用を足すこと。また、日常生活のごくありふれた事柄のたとえ。

[使用例] 我ら猫属に至ると行住坐臥、行屎送尿ことごとく真正日記であるから[夏目漱石吾輩は猫である|1905~06]

[使用例] 彼はゆく所に同化して、行屎走尿の際にも、完全たる芸術家として存在し得るだろう[夏目漱石*草枕|1906]

[解説] 「屎」は大便、「尿」は小便のこと。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む