コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

衛夫人字 えいふじんじWibuin-cha

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

衛夫人字
えいふじんじ
Wibuin-cha

朝鮮の高麗朝鮮王朝 (李朝) 期に使用した活字。朝鮮では高麗の高宗 (在位 1214~59) 時代に金属活字がすでに発明され,朝鮮王朝時代に入ってさらに大量に鋳造,利用された。太宗3 (1403) 年には鋳字所が設置され,銅活字の癸未 (きみ) 字を鋳造した。世宗 16 (34) 年には精巧な甲寅 (こういん) 字 (衛夫人字) がつくられ,宣祖朝以後,幾度もこの字体を改鋳,使用した。世宗 18 (35) 年には世界最初の鉛活字である丙辰 (へいしん) 字を鋳造した。壬辰の倭乱 (→文禄・慶長の役 ) によって,各種活字は大量に失われたが,その後,新たに多数の活字鋳造に努力し,書籍の普及に貢献した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

衛夫人字の関連キーワード文禄

今日のキーワード

ムガベ大統領

1924年、英植民地の南ローデシア(現ジンバブエ)生まれ。解放闘争に参加し、80年にジンバブエを独立に導いた。同年から首相、87年から大統領として実権を握り続けた。2000年以降は白人農場主の農園を強...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android