衣鉢閣(読み)イホカク

デジタル大辞泉 「衣鉢閣」の意味・読み・例文・類語

いほ‐かく【衣鉢閣】

禅宗で、開山または歴代名僧の遺品衣鉢などを納めてある蔵。えはつかく。

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精選版 日本国語大辞典 「衣鉢閣」の意味・読み・例文・類語

いほ‐かく【衣鉢閣】

  1. 〘 名詞 〙 禅宗で、住持の衣鉢を納めておく所。えはつかく。いふかく。
    1. [初出の実例]「今夜五更秉燭照衣鉢閣」(出典空華日用工夫略集‐応安三年(1370)二月二五日)

えはつ‐かく【衣鉢閣】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。寺院資財や住持の私財を保管する所。えほかく。いほかく。
    1. [初出の実例]「今夜五更秉燭照衣鉢閣」(出典:空華日用工夫略集‐応安三年(1370)二月二五日)

いふ‐かく【衣鉢閣】

  1. 〘 名詞 〙いほかく(衣鉢閣)〔書言字考節用集(1717)〕

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