表付(読み)おもてつき

精選版 日本国語大辞典 「表付」の意味・読み・例文・類語

おもて‐つき【表付】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 見た感じ。外見。みてくれ。
    1. [初出の実例]「於柚留木者、面付計事之由令申了」(出典:東寺百合文書‐ち・永享一〇年(1438)九月二九日・二十一口方評定引付)
  3. 建物正面。また、その様子
    1. [初出の実例]「絵看板は芝居小屋の表つき一杯に掲げられて」(出典:鱧の皮(1914)〈上司小剣〉七)
  4. 雪駄下駄などで、畳表の付いたもの。
    1. [初出の実例]「表附の駒下駄であった」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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