袋網(読み)フクロアミ

大辞林 第三版の解説

ふくろあみ【袋網】

袋状に編んだ網。流れに仕掛けて魚などを捕る。
引き網・巻き網などの魚を追い込む袋状の部分。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

袋網
ふくろあみ

袋状の網を河川や海中に設置して水産動物が乗網するのを待つ網漁具。漁具をさす場合の名称表記としては「嚢網」とするのが正しいが、一般には「袋網」の表記が通行している。袋網には二つのタイプがある。その一つは網口付近に餌(えさ)をつけ、集まった魚を引き上げてとるもので、カワハギ網などがある。ほかの一つは網口を急流に向けて水底に敷設するアンコウ網、ウナギ長袋網などで、袋網の大半がこのタイプである。袋網の網口には翼網や漏斗(ろうと)網が取り付けてあるものもある。[笹川康雄・三浦汀介]

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精選版 日本国語大辞典の解説

ふくろ‐あみ【袋網】

〘名〙 水の流れを利用して魚類を捕える袋状の網。
※俳諧・桜川(1674)夏一「鮎打や肱にかけたるふくろあみ〈守常〉」

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世界大百科事典内の袋網の言及

【狩猟】より

…かつては小鳥類を捕獲する霞網がおもな網猟として盛んであったが,現在では禁止されている。現在行われている網猟はカモ類を対象にするカモ網,スズメやキジバトなどが対象の無双網,スズメを捕らえる袋網などがあり,獣猟としてはウサギ網がある。カモ網の代表的なものは谷切(やつきり)網と呼ばれるもので,夕方,山間の湖沼から平野部へ採餌に峰越しに飛ぶカモの通路に,巨大な張網をして捕獲する猟法である。…

※「袋網」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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