袴田死刑囚の再審請求

共同通信ニュース用語解説 「袴田死刑囚の再審請求」の解説

袴田死刑囚の再審請求

袴田巌死刑囚の再審請求 1966年6月30日、静岡県清水市(現静岡市清水区)のみそ製造会社専務橋本藤雄はしもと・ふじおさん宅が全焼。一家4人の刺殺体が見つかった。県警は同年8月、強盗殺人容疑などで住み込み従業員袴田巌はかまだ・いわお死刑囚を逮捕した。袴田死刑囚は公判では無実を主張したが、80年に死刑が確定。81年からの第1次再審請求は最高裁が2008年3月に特別抗告を棄却した。姉秀子ひでこさんが同年4月に申し立てた第2次再審請求の審理では提出されていなかった証拠約600点が開示されるなどした。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android