袿姿(読み)ウチキスガタ

精選版 日本国語大辞典 「袿姿」の意味・読み・例文・類語

うちき‐すがた【袿姿】

  1. 〘 名詞 〙 袿だけ(女性の場合は小袿だけ)を着た略装。くつろいだ姿。正式には袿の上に男性は袍(ほう)、狩衣(かりぎぬ)、女性は小袿の代わりに唐衣(からぎぬ)、裳(も)表着(うわぎ)を着る。うちきばかま。
    1. [初出の実例]「うちぎすがたにてゐたるこそ、物ぞこなひにてくちをしけれ」(出典:枕草子(10C終)八三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む