裂手(読み)さきで

精選版 日本国語大辞典 「裂手」の意味・読み・例文・類語

さき‐で【裂手】

  1. 〘 名詞 〙 ひびなどがきれて、皮膚の荒れた手。
    1. [初出の実例]「向つ峰に 立てる夫(せ)らが 柔手(にこで)こそ 我が手を取らめ 誰が佐基泥(サキデ) 佐基泥(サキデ)もや 我が手取らすもや」(出典日本書紀(720)皇極三年六月・歌謡)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「裂手」の意味・わかりやすい解説

裂手
れっしゅ
split-hand

手指先天性奇形一種。定型的なものは,中指が欠損し,示指環指の間に広いV字状の谷を形成している。ときに遺伝関係が認められる。対称性にみられることが多く,足の指にも起る (裂足) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む