日本歴史地名大系 「裏宿」の解説 裏宿うらじゆく 埼玉県:川越市川越城下裏宿[現在地名]川越市宮下町(みやしたまち)・元町(もとまち)宮(みや)ノ下(した)と喜多(きた)町に挟まれた南北道に沿う武士屋敷町。南は本町(ほんまち)、北は宮ノ下(代官町)。本町をもと本宿(ほんじゆく)と称したのに対応した名という(川越索麪)。元禄一五年(一七〇二)の河越御領分明細記では長さ一四五間、屋敷数七。 裏宿うらじゆく 群馬県:館林市館林城下裏宿[現在地名]館林市大手町(おおてまち)・城町(しろまち)・尾曳町(おびきちよう)館林城内北部に東西に長く延びる。大手門に直結する大名(だいみよう)小路の北裏にあたっているところから名付けられたといわれ、他町に比して広い。六区に分けて、一番町より六番町までの名称を付してよばれることもあった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by