裏白科(読み)うらじろか

精選版 日本国語大辞典 「裏白科」の意味・読み・例文・類語

うらじろ‐か‥クヮ【裏白科】

  1. 〘 名詞 〙 シダ植物の科名。葉は羽状複葉になるが、葉軸途中成長を止め、叉状側軸を分岐する。胞子嚢(ほうしのう)群は葉の裏面に生じ、包膜はない。環帯は斜めに完全な環となる。熱帯を中心に、約一三〇種があり、日本には、ウラジロ、カネコシダ、コシダの三種がある。

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関連語 ほうし 名詞

世界大百科事典(旧版)内の裏白科の言及

【ウラジロ(裏白)】より

…日当りのよい,山地の乾燥した斜面に群落をつくることの多いシダ植物(イラスト)。ウラジロ科の常緑性草本。根茎は地中をはい,鱗片をつける。…

※「裏白科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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