裏白連歌(読み)ウラジロレンガ

デジタル大辞泉 「裏白連歌」の意味・読み・例文・類語

うらじろ‐れんが【裏白連歌】

懐紙の表にだけ句を書き、裏には書かない方式連歌正月京都北野神社で行われたものが有名。

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精選版 日本国語大辞典 「裏白連歌」の意味・読み・例文・類語

うらじろ‐れんが【裏白連歌】

  1. 〘 名詞 〙 連歌の一種。句を懐紙の表にだけ書いて裏を白紙とする法式の連歌。懐紙は普通の倍の八枚。京都の北野神社松梅院で正月三日に興行されたものが有名。起源執筆(しゅひつ)の誤りからとも四の字を忌んだためともいい、また、注連飾(しめかざり)裏白にちなんだともいわれる。室町末期から江戸時代を通じて行なわれた。うらじろ。《 季語新年
    1. [初出の実例]「今日裏白連歌一二三付けにて、昼前にすみ申候」(出典:北野社家日記‐天正一九年(1591)正月三日)

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