裏箔(読み)ウラハク

デジタル大辞泉 「裏箔」の意味・読み・例文・類語

うら‐はく【裏×箔】

日本画で、金銀色調を和らげるため、画面絹地絵絹)の裏に、金箔銀箔をはること。また、その金・銀箔。裏金うらきん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「裏箔」の意味・読み・例文・類語

うら‐はく【裏箔】

  1. 〘 名詞 〙 東洋画で、絵絹の裏に金銀の箔をあてること。また、そのあてた箔。金の光沢柔らげ、描かれた表の画面を落ち着かせる効果がある。裏金(うらきん)。〔デエリー新文化語辞典(1926)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android