複文(読み)フクブン

デジタル大辞泉 「複文」の意味・読み・例文・類語

ふく‐ぶん【複文】

文を構造上から分類した場合の一。主語述語からなる文でさらにその構成部分に主語・述語の関係が認められるもの。「ここは雨の多い地方だ」など。→単文重文

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「複文」の意味・読み・例文・類語

ふく‐ぶん【複文】

  1. 〘 名詞 〙 構成上から見た文の種類一つ。主語・述語の関係が成り立っている文で、さらにその構成部分に主語・述語の関係が認められるもの。「雨のあがったあとの新緑はまぶしかった」「夫は私が働くのを認めている」など。山田孝雄用語では、二つ以上の句から成る文で、重文・合文・有属文に分けられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android