複文(読み)フクブン

デジタル大辞泉 「複文」の意味・読み・例文・類語

ふく‐ぶん【複文】

文を構造上から分類した場合の一。主語述語からなる文でさらにその構成部分に主語・述語の関係が認められるもの。「ここは雨の多い地方だ」など。→単文重文

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「複文」の意味・読み・例文・類語

ふく‐ぶん【複文】

〘名〙 構成上から見た文の種類一つ。主語・述語の関係が成り立っている文で、さらにその構成部分に主語・述語の関係が認められるもの。「雨のあがったあとの新緑はまぶしかった」「夫は私が働くのを認めている」など。山田孝雄用語では、二つ以上の句から成る文で、重文・合文・有属文に分けられる。

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