西之岡村(読み)にしのおかむら

日本歴史地名大系 「西之岡村」の解説

西之岡村
にしのおかむら

[現在地名]重信町西岡にしおか

志津川しつかわ村の西に接し、溜池の多い山裾の農村地帯。讃岐道沿いに集落が立地する。水利系統は樋口ひのくち志津川と同じく重信川および溜池である。

慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)久米くめ郡の項に「西岡村 日損所、松林有」とみえ、村高五八三石三斗六升九合、うち田五二一石五斗六升、畑六一石八斗九合とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android