西分天満宮(読み)にしぶんてんまんぐう

日本歴史地名大系 「西分天満宮」の解説

西分天満宮
にしぶんてんまんぐう

[現在地名]芸西村西分

西分の北西、低い岡に沿う集落の中にある天神てんじん山に鎮座する。南方に芸西平野、東側の森に八王子はちおうじ宮がある。祭神は菅原道真。西分の氏神で旧郷社。勧請年は明らかでないが、「南路志」に「社記云、神体木体長一尺弐寸、木太刀壱本長五尺柄壱尺三寸、木鍔掛銘云、慶長廿年正月廿日御伊勢踊御太刀山本惣兵衛子孫繁昌息災延命寿命長久而已」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android