芸西村(読み)げいせいむら

日本歴史地名大系 「芸西村」の解説

芸西村
げいせいむら

面積:三八・八三平方キロ

村名のとおり安芸郡の西端にある。東は安芸市に接し、他の安芸郡六ヵ町村から分離した位置にある。南は土佐湾に面した平野、北は低い岡が山地に続く。西および北は香美郡夜須やす町に接する。海岸沿いに国道五五号が通るほか、和食わじき起点として北部山間集落久重くえ道家どうけに至る道が通じる。古くは久重から北東板淵いだぶち地区を通り安芸市上尾川かみおがわに、また香美郡香我美かがみ東川ひがしがわを経て物部ものべ村に、道家から夜須町国光くにみつを経て夜須街道に通じる道もあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「芸西村」の意味・わかりやすい解説

芸西〔村〕
げいせい

高知県東部,安芸平野の西にある村。土佐湾に面し,三方を山地で囲まれる。 1954年和食,馬ノ上,西分の3村が合体して成立。 55年東川村の一部を編入。安芸市に隣接する高知県下屈指の施設園芸地域で,野菜,花卉,パイナップルの栽培が中心。海岸部の琴ヶ浜松原手結住吉県立自然公園に属する景勝地。国道 55号線が通る。面積 39.60km2人口 3694(2020)。

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