西南極(読み)ニシナンキョク

最新 地学事典 「西南極」の解説

にしなんきょく
西南極

West Antarctica

南極横断山脈を境にして南極半島を含む西半球を指す。東南極を大南極というのに対して,小南極ともいう。平均標高は大陸氷床を合わせて1,690m。横断山脈にはロス造山帯の基盤としてベアドモア(Beadmore)変動(650Ma)の変成岩類や花崗岩類が分布。北ビクトリアランドの古生代中期ボルクグレビング変動はタスマン造山帯に連続するとされる。オルドビス紀(500~440Ma)の角閃岩相~緑色片岩相の変成作用と深成岩類の貫入を狭義のロス(Ross)変動という。マリーバードランドには古生代の変成岩や中生代地層が分布。エルスワース山地には中生代初期のエルスワース造山帯が分布。南極半島からマリーバードランド西海岸部はアンデス造山帯に属し,同半島には新生代後期のカルクアルカリ岩系,マリーバード~ビクトリアランドにはアルカリ岩系の火山岩類が分布。ドライバレーフェラードレライト(170~140Ma)はタスマニアカルーの岩床群に対比。ロス島のエレバス火山フォノライトの活動を継続。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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