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南極半島 なんきょくはんとう Antarctic Peninsula

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

南極半島
なんきょくはんとう
Antarctic Peninsula

南極大陸,南緯 73°から 63°の間にある細長い半島。古くから領土権をめぐって国際紛争の的となり,イギリスグレアムランドアメリカパーマーランド,チリはオイーギンスランド,アルゼンチンはサンマルティンランドそれぞれ別の名で呼んできた。

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デジタル大辞泉の解説

なんきょく‐はんとう〔‐ハンタウ〕【南極半島】

南極大陸からドレーク海峡を隔てた南アメリカホーン岬に向かって伸びる半島。米国はパーマー半島、英国はグレアムランドと称していたが、1964年に現名称に統一。先端は大陸本土の中で最も北に位置し、露岩地帯にはナンキョクコメススキ、ナンキョクミドリナデシコなどの顕花植物が自生する。

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百科事典マイペディアの解説

南極半島【なんきょくはんとう】

西経60°〜70°の間で南極大陸から北にのび,ドレーク海峡を隔てて南米大陸と対する半島。米国ではパーマー半島Palmer,英国ではグレアム・ランドGraham Landと呼ばれていたが,最近現名に統一,同時に南緯69°付近から北の幅の狭い部分をグレアム・ランド,南の部分をパーマー・ランドと呼ぶことになった。

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世界大百科事典 第2版の解説

なんきょくはんとう【南極半島 Antarctic Peninsula】

南極大陸から北に延び,ドレーク海峡を隔てて南アメリカ大陸に対している半島。ほぼ西経65゜~70゜の間にあり,先端は南緯63゜13′で南極大陸中もっとも北に位置する。従来アメリカはパーマーPalmer半島,イギリスはグレアム・ランドGraham Landと称していたが,1964年に両国は南極半島と称することに合意した。さらに南緯69゜付近から北をグレアム・ランド,南部の南緯75゜付近までをパーマー・ランドと称している。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

南極半島
なんきょくはんとう
Antarctic Peninsula

南極大陸から南アメリカの先端に向かって北に延びている半島。先端は南緯63度13分で、南極大陸中でもっとも北に位置する。南緯69度付近から北は幅約100キロメートル、以南は約200キロメートルで、ほぼ全域が氷河に覆われ、標高約2000メートルに達する。1820年代にアザラシ捕獲船などから先端付近が視認されており、アメリカはパーマー半島Palmer Peninsula、イギリスはグレアム・ランドGraham Landと称していた。1964年に両国は南極半島とよぶことに合意し、そのなかの南緯69度付近から北をグレアム・ランド、南方南緯75度付近までをパーマー・ランドと称している。南極半島地域はイギリス、アルゼンチン、チリが領土権を主張しており、紛争があったが、現在は南極条約により領土権主張は凍結されている。
 半島の東岸にはラルセン棚氷(たなごおり)が張り出し、ウェッデル海の密群氷域に続く。西岸には多くの島がある。夏には接岸も可能な地点が多い。年平均気温は北部で零下5℃、南部で零下20℃、北部では夏に10℃以上に達することもあり、南極では比較的しのぎやすい地域である。沿岸には露岩地帯も多く、動植物も南極では比較的豊富で、南極で唯一の顕花植物2種(ナンキョクコメススキ、ナンキョクミドリナデシコ)が自生する。半島や沖合いの島には、南極条約による動植物の特別保護地区が多い。南極半島は南極大陸中でも観測基地の多い地域で、越冬観測がアルゼンチン(3基地)、イギリス(1)、チリ(1)、アメリカ(1)によって行われている。基地の多くは海岸や島の上にある。アルゼンチンの基地のなかには滑走路をもつものもあり、冬季でも航空機の発着が可能である。夏季には観光船が多く訪れ、職業写真家や商業映画の撮影もなされている。ヨットで基地を訪れる者や、登山のためにアルゼンチン基地で越冬する例も増えている。[楠 宏]

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