旺文社日本史事典 三訂版 「西国三十三カ所札所詣」の解説
西国三十三カ所札所詣
さいごくさんじゅうさんかしょふだしょもうで
観音菩薩が33種に化身して民衆を救済するという観音経に由来。養老年中(717〜724),長谷寺得道の伝説に発し,986年花山法皇の巡礼に始まると伝える。江戸時代に紀伊国(和歌山県)那智に始まり美濃国(岐阜県)谷汲山 (たにぐみやま) に終わるコースが一定した。
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