西園寺公通(読み)さいおんじ きんみち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西園寺公通」の解説

西園寺公通 さいおんじ-きんみち

1117-1173 平安時代後期の公卿(くぎょう),歌人
永久5年生まれ。西園寺通季(みちすえ)の長男。母は藤原忠教(ただのり)の娘。久安6年(1150)参議。のち権(ごんの)大納言兼按察使(あぜち),正二位にすすむ。閑院大納言とよばれた。歌は「千載和歌集」以下の勅撰集に12首はいっている。承安(じょうあん)3年4月9日死去。57歳。日記に「公通卿記」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android