西園寺通季(読み)さいおんじ みちすえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西園寺通季」の解説

西園寺通季 さいおんじ-みちすえ

1090-1128 平安時代後期の公卿(くぎょう)。
寛治(かんじ)4年生まれ。藤原公実(きんざね)の3男。母は藤原隆方の娘光子。西園寺家の祖。美作守(みまさかのかみ),蔵人頭(くろうどのとう)などを歴任し,永久3年参議,保安(ほうあん)3年権(ごんの)中納言となった。正三位。妹璋子(しょうし)(待賢門院)が鳥羽天皇中宮になると中宮権大夫となり,待賢門院別当もかねた。大治(だいじ)3年6月17日死去。39歳。大宮中納言とよばれた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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