西尾忠善(読み)にしお ただよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西尾忠善」の解説

西尾忠善 にしお-ただよし

1768-1831* 江戸時代後期の大名
明和5年7月22日生まれ。常陸(ひたち)(茨城県)笠間(かさま)藩主牧野貞長の4男。西尾忠移(ただゆき)の養子となり,享和元年遠江(とおとうみ)(静岡県)横須賀藩主西尾家5代。文化3年奏者番。藩学問所修道館を設立し,蘭学をすすめ,殖産興業にもつとめた。天保(てんぽう)元年12月17日死去。63歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android