グラフトン(読み)グラフトン[こう](その他表記)Grafton, Augustus Henry Fitzroy, 3rd Duke of

デジタル大辞泉 「グラフトン」の意味・読み・例文・類語

グラフトン(Grafton)

オーストラリア、ニューサウスウェールズ州北東部の都市シドニーの北約630キロメートル、クラレンス川沿いに位置する。園芸・畜産業が盛ん。ジャカランダ並木で知られ、毎年10月末から11月初めにかけてジャカランダ祭りが催される。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グラフトン」の意味・わかりやすい解説

グラフトン(公)
グラフトン[こう]
Grafton, Augustus Henry Fitzroy, 3rd Duke of

[生]1735.10.1.
[没]1811.3.14. ユーストンホール
イギリスの政治家首相在任 1768~70)。1756年議員として政界入りし,1766年ピット(大)とともに組閣,1768年ピットの辞任により首相に就任,1770年に辞任した。ロッキンガム内閣,フレデリック・ノース内閣では国璽尚書を務めた。

グラフトン
Grafton

オーストラリア,ニューサウスウェールズ州北東部の代表的な都市。ブリズベンの南 343km,クラレンス川沿岸,河口から 68km上流にある。流域サトウキビ果物,野菜,肉牛木材水産物などの集散・加工地。マッチ醸造業も盛ん。シドニー-ブリズベン間の鉄道道路通り内陸へ道路が通じている。美しいジャカランダの並木で知られる。人口1万 7123 (1991推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「グラフトン」の意味・わかりやすい解説

グラフトン
ぐらふとん
Grafton

オーストラリア、ニュー・サウス・ウェールズ州北東部の都市。シドニーの北、道路で654キロメートルの距離にある。人口1万6704(2001)。クラレンス川の河口から約60キロメートル上流に位置する。集約的な園芸、酪農、肉牛地帯の集散地、加工地であるとともに、同州北東岸の観光基地の一つ。ジャカランダの並木で知られる。1831年入植、1956年市制施行。

[谷内 達]

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