日本歴史地名大系 「西持田村」の解説 西持田村にしもちだむら 島根県:松江市旧島根郡地区西持田村[現在地名]松江市西持田町御岳(みたけ)山(二九四・七メートル)の南麓に位置し、東は東持田村、西に真(しん)山・白鹿(しらが)山がそびえる。郷帳類などには東持田村と併せて持田村とみえる。中世は持田庄に含まれていた。正保国絵図に持田村がみえ、「持田ノ内 小倉」とあるのは地内の通称小倉(おぐら)付近であろう。「雲陽大数録」には西持田とみえ、高六六〇石。「郡村誌」によると田六四町六反余・畑一七町七反余・宅地四町九反余、戸数九六・人数四一五、牛一二・馬三、物産は薪二千五〇〇貫目、民業は農業八六戸。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by