西方いも(読み)にしがたいも

事典 日本の地域ブランド・名産品 「西方いも」の解説

西方いも[根菜・土物類]
にしがたいも

東海地方岐阜県地域ブランド
主に中津川市小郷地区で生産されている。小郷地区は以前東方西方に分かれていた。約80年前に西方へ嫁いだ女性が、その家で代々つくられていたさといもをつくり続け、現在も西方いもの名で栽培が続いている。粘り気があり、貯蔵性に優れる。親芋も芋もちの材料として利用される。収穫時期は11月下旬頃。飛騨・美濃伝統野菜。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「西方いも」の解説

西方いも

岐阜県中津川市で生産されるサトイモ。形は丸~長形で、肉質は粘りけが強く貯蔵性が高い。旧加子母村小郷地区は東方と西方にわかれており、1930年ごろに西方へ嫁いだ女性が代々受け継がれてきたサトイモを栽培し定着させたもの。親芋は名物の「芋もち」の材料となる。

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