西洋柊(読み)せいようひいらぎ

精選版 日本国語大辞典 「西洋柊」の意味・読み・例文・類語

せいよう‐ひいらぎセイヤウひひらぎ【西洋柊】

  1. 〘 名詞 〙 モチノキ科の常緑高木。ヨーロッパ原産で、観賞用に栽植される。高さ四メートルに達するものもある。葉は短柄をもち革質。革質の葉身は長さ約六センチメートルの卵形、縁にヒイラギに似たとげ状の歯牙(しが)がある。夏、前年の枝の葉腋芳香がある小さな白い四弁花をつけ、のち球状の果実を結び紅色に熟す。ひいらぎもち。
    1. [初出の実例]「西洋ヒヒラギ、フユヅタ、イヌツゲの類」(出典:欧米曼陀羅雑記へへののもへじ(1928)〈石川光春〉五七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「西洋柊」の解説

西洋柊 (セイヨウヒイラギ)

植物。モチノキ科の常緑小高木・高木,園芸植物ヒイラギモチ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android