西源寺(読み)さいげんじ

日本歴史地名大系 「西源寺」の解説

西源寺
さいげんじ

[現在地名]小牧市小牧 中町

宝幢山と号し、真宗大谷派。本尊阿弥陀如来。「小牧町史」によると、権大僧都法印了源の開基岩倉いわくら(現岩倉市)創建。当時は真言宗(一説に天台宗)であったが、嘉禎元年(一二三五)関東から京都への帰途にあった親鸞が当寺に立寄った際、その教化を受けて浄土真宗に変わったと伝えられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android