デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西蓮」の解説
西蓮(1) さいれん
平光盛の4女。久我通光(こが-みちみつ)の妻。寛喜(かんぎ)元年(1229)父から尾張(おわり)海東荘,播磨(はりま)這田(ほうだの)荘などをゆずられる。のち,それらを久我通忠の妻や久我通基にゆずった。三条局とよばれ,夫の死後出家し西蓮と名のった。
ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...