日本歴史地名大系 「西豊井村」の解説 西豊井村にしとよいむら 山口県:下松市西豊井村[現在地名]下松市東柳(ひがしやなぎ)一―二丁目・大手町(おおてまち)一―二丁目・栄町(さかえまち)一―三丁目・北斗(ほくと)町・樋(ひ)ノ上(うえ)・中市(なかいち)の各全域、および古川(ふるかわ)町の一部と旗岡(はたおか)の大部分、および大字西豊井鷲頭(わしず)山の西方、切戸(きりと)川河口流域に開けた村で、東南は東豊井(ひがしとよい)、東北は河内(こうち)、西北は末武下(すえたけしも)の各村。徳山藩領に属する。中世後期には隣村の東豊井村を含めて豊井郷・豊井保などとよばれ、近世前期の検地帳にも豊井保として記載される(→東豊井村)。東西に分村して高付されるのは「地下上申」が早く、西豊井村の総石高は二千四四三石余と記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報