日本歴史地名大系 「筑紫紀行」の解説 筑紫紀行ちくしきこう 一〇巻 菱屋平七(吉田重房)著成立 享和二年版本 国立国会図書館・国立公文書館内閣文庫など解説 尾張の商人菱屋平七の紀行文。「今年辛酉」、すなわち享和元年三月に尾張名古屋を立ち、瀬戸内海を航行して九州に渡り、帰りは博多から西国街道をとって七月に大坂に帰着するまでを記述。福岡県を含む北部九州各所の当時の風土が知られ貴重。活字本 「日本庶民生活史料集成」第二〇巻など 筑紫紀行つくしきこう 一〇巻一〇冊 吉田重房(菱屋平七)著成立 享和二年序、文化三年刊版本 国会図書館・内閣文庫解説 尾張の商人菱屋平七が享和二年長崎へ遊歴した時の道中記。往路は瀬戸内海を航行し、途中安芸の宮島に参詣。復路は山陽道をとる。陸海路ともに立寄った沿道町村の賑い、繁盛の情景が詳細に描写される。活字本 「日本庶民生活史料集成」二〇 筑紫紀行つくしきこう 一〇巻一〇冊 菱屋平七著成立 享和二年序 文化三年刊分類 紀行解説 享和二年に筑紫へ旅行した尾張商人の紀行文。防長分は巻三と巻四の初めで、室積に上陸、以後徒歩にて赤間関に向かう。活字本 「日本庶民生活史料集成」巻二〇ほか 筑紫紀行ちくしきこう 一〇冊 菱屋平七(吉田重房)著成立 享和二年序写本 国会図書館など解説 尾張の商人の西国漫遊の見聞録。文化三年刊。活字本 日本庶民生活史料集成二〇 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by