要津(読み)ヨウシン

デジタル大辞泉 「要津」の意味・読み・例文・類語

よう‐しん〔エウ‐〕【要津】

交通商業上の重要な港。

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精選版 日本国語大辞典 「要津」の意味・読み・例文・類語

よう‐しんエウ‥【要津】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「津」は舟着き場、渡し場の意 )
  2. 交通・商業などの面で重要な港。また、その土地。
    1. [初出の実例]「請任先例、被宛行在家役神社・仏寺・権門勢家庄園寄人等居住要津、不国役事」(出典園太暦‐康永四年(1345)一〇月二一日)
    2. [その他の文献]〔薛能‐新雪八韻詩〕
  3. 迷いの海を渡りさとりの彼岸に達するための重要な手段、方法。
    1. [初出の実例]「迦葉既把定要津、文殊乃十方坐断」(出典:正法眼蔵(1231‐53)安居)

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