覈実(読み)かくじつ

精選版 日本国語大辞典 「覈実」の意味・読み・例文・類語

かく‐じつ【覈実】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 事実を調査して、明らかにすること。
    1. [初出の実例]「毎年戸口の数を覈実して是を官に納む」(出典:日本風俗備考(1833)四)
  3. 確かなこと。確実。
    1. [初出の実例]「証拠覈実、今其請を允す」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「覈実」の読み・字形・画数・意味

【覈実】かくじつ

事実をしらべる。〔抱朴子、明本〕夫れ(司馬の洽聞なる、旁(あまね)く幽隱を綜(す)ぶ。事物臧否(ざうひ)(善悪)を沙汰し、古人正を覈實す。其の論するや、實に自然に原本し、其の襃貶するや、皆至理に準す。

字通「覈」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む