見付ける(読み)ミツケル

デジタル大辞泉 「見付ける」の意味・読み・例文・類語

み‐つ・ける【見付ける】

[動カ下一][文]みつ・く[カ下二]
発見する。見いだす。「落とし物を―・ける」「仕事を―・ける」
いつも見ていてなれている。見なれる。「いつも―・けている景色
[類語]発見探し出す探し当てる探り当てるつきとめる見いだす

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「見付ける」の意味・読み・例文・類語

み‐つ・ける【見付】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]みつ・く 〘 自動詞 カ行下二段活用 〙 見慣れる。慣れ親しむ。
    1. [初出の実例]「見付させられぬ故に、おむつかるもので御ざらう」(出典:虎寛本狂言・縄綯(室町末‐近世初))
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]みつ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙
    1. みいだす。発見する。
      1. [初出の実例]「ふしをへだててよごとにこがねある竹をみつくる事かさなりぬ」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))
    2. じっと見る。心にとめて見る。
      1. [初出の実例]「心知る御目には、みつけつつ、なほいとけしき殊なり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜下)

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