見分(読み)みわけ

精選版 日本国語大辞典 「見分」の意味・読み・例文・類語

み‐わけ【見分】

  1. 〘 名詞 〙 有無当否可否真偽善悪などの判断識別弁別
    1. [初出の実例]「ねぎ衆の髪ゆふ四手のもとゆひはそうめんそうめんにみわけなるかよ」(出典:狂歌・銀葉夷歌集(1679)神祇)
    2. 「その一人一人に見分けをつけることは出来なかった」(出典:忘却の河(1963)〈福永武彦〉二)

みる【見】 分(ぶん)

  1. 見るだけで他には何もしないこと。
    1. [初出の実例]「ことづかりまつなりとも、見るぶんなくるしうあるまひ、いそいでみせい」(出典:狂言記・富士松(1660))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android