デジタル大辞泉 「見咎める」の意味・読み・例文・類語 み‐とが・める【見×咎める】 [動マ下一][文]みとが・む[マ下二]1 悪事や欠点などを見てそれを非難する。また、見て不審に思い問いただす。「管理人に―・められる」2 見つける。また、見てそれと知る。「お嬢さんのひとりが私を―・め」〈太宰・斜陽〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「見咎める」の意味・読み・例文・類語 み‐とが・める【見咎】 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]みとが・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙① 悪事や欠点などを見てそれを非難する。また、ある物事を見て不審に思う。不審な物事を見て、問いただす。[初出の実例]「人の不当(なめく)礼(いや)無しと見咎牟流(みとがムル)をも知らずして」(出典:続日本紀‐天平神護元年(765)八月一日・宣命)② 見てそれと知る。見て気づく。見つける。特に、珍しいもの、すぐれているものに注目して取りあげる。[初出の実例]「かの妻戸のあきたりけるよと今ぞみとがめ給ふ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)野分) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例