デジタル大辞泉 「見顕す」の意味・読み・例文・類語 み‐あらわ・す〔‐あらはす〕【見▽顕す】 [動サ五(四)]隠れている物事の実態を見つけ出す。また、あばき出す。見破る。「正体を―・す」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「見顕す」の意味・読み・例文・類語 み‐あらわ・す‥あらはす【見顕】 〘 他動詞 サ行五(四) 〙① 全部を残りなく見る。隠されていた物事を見つけ出す。捜し出す。発見する。見きわめる。[初出の実例]「彼より度り賜ひて、未だ御廬を定めずある時、大来見顕(みあらは)しき。故、美保山といふ」(出典:播磨風土記(715頃)印南)「誰にしのびつるぞとみあらはさんとてなん」(出典:和泉式部日記(11C前))② 正体をあばき出す。化けの皮をはがす。見破る。[初出の実例]「狐の、変化したる。憎し。みあらはさむとて、一人は、今すこし、あゆみ寄る」(出典:源氏物語(1001‐14頃)手習) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例