日本歴史地名大系 「覚照寺」の解説 覚照寺かくしようじ 鹿児島県:曾於郡大隅町五拾町村覚照寺[現在地名]大隅町岩川放光山と号し、浄土真宗本願寺派。本尊は阿弥陀如来。開基は平島義山。義山は嘉永二年(一八四九)美濃国各務那加(かかむなか)村覚王寺(現岐阜県各務原市か)に生れ、まだ真宗禁制中の明治九年(一八七六)三月布教のために川内(せんだい)に潜入した。しかし同一〇年に西南戦争に遭って帰京、同一一年再び鹿児島に入り、同一三年二月岩川(いわがわ)に説教所を創設した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by