親和染(読み)シンナゾメ

関連語 唐様 名詞

精選版 日本国語大辞典 「親和染」の意味・読み・例文・類語

しんな‐ぞめシンワ‥【親和染】

  1. 〘 名詞 〙 江戸の書家、三井親和唐様書(からようがき)の筆跡(楷・行・草・篆など交える)を写して染模様にしたもの。明和一七六四‐七二)の頃から流行し、また、仮名のものは、妓女などの下着として大いに行なわれた。しんかぞめ。〔随筆・賤のをだ巻(1802)〕

しんわ‐ぞめ【親和染】

  1. 〘 名詞 〙しんなぞめ(親和染)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android