デジタル大辞泉 「親和染」の意味・読み・例文・類語 しんな‐ぞめ〔シンワ‐〕【親和染】 江戸時代、安永(1772~1781)のころに流行した染め模様の一。書家三井親和みついしんなの唐様からよう書きの筆跡を模様化して染め出したもの。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「親和染」の意味・読み・例文・類語 しんな‐ぞめシンワ‥【親和染】 〘 名詞 〙 江戸の書家、三井親和の唐様書(からようがき)の筆跡(楷・行・草・篆など交える)を写して染模様にしたもの。明和(一七六四‐七二)の頃から流行し、また、仮名のものは、妓女などの下着として大いに行なわれた。しんかぞめ。〔随筆・賤のをだ巻(1802)〕 しんわ‐ぞめ【親和染】 〘 名詞 〙 ⇒しんなぞめ(親和染) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例