日本歴史地名大系 「親川」の解説 親川えーがー 沖縄県:沖縄島南部与那原町与那原村親川[現在地名]与那原町与那原与那原の新島(みーじま)にある泉で与那原親川(よなばるえーがー)が正式な名称。国道三二九号と国道三三一号が合流する与那原三差路の東側、住宅と商店が混在する一画の小公園内にある井泉。与那原(よなばる)の集落は親川を中心に村立てが始まったとの伝承がある。「琉球国由来記」には「オヤガワ」ともみえ、浜ノ御殿に天降りした天女の子の産井として使われたという伝承が記される。聞得大君の就任の際の御新下(おあらお)り儀礼では大君に対する「水撫で」が行われた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by