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観仏 かんぶつ

4件 の用語解説(観仏の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

観仏
かんぶつ

仏教用語。観念の念仏ともいわれるもので,仏のすぐれた姿を心に念じて禅定に入っていくこと。観は観察の略であるが,心に念想すること。

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大辞林 第三版の解説

かんぶつ【観仏】

仏の荘厳しようごん・相好そうごう・功徳を観想すること。心に深く仏を観想すること。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

観仏
かんぶつ

仏を観ずること、仏の相好功徳(そうごうくどく)を観想すること。なかでも仏の色や形を観ずるのを色身観(しきしんかん)(または応身観(おうじんかん))、仏の本質的属性(功徳)を観ずるのを法身観(ほっしんかん)、仏は諸法の実相(存在するものの真実の相)であると観ずるのを実相観(じっそうかん)(または真身観(しんじんかん))という。『往生要集』巻上末によると、仏の相好の一つ一つをみる別相観(べっそうかん)、相好光明を全体としてみる総相観(そうそうかん)、略して白毫相(びゃくごうそう)だけをみたり、仏名を唱えたりする雑略観(ぞうりゃくかん)などがある。また仏や浄土を自己の心の中に想いみるのを約心観仏(やくしんかんぶつ)(即心念仏)という。仏身をみること、また自己の仏性(ぶっしょう)(仏たりうる可能性)をみることを見仏(けんぶつ)ともいう。[伊藤瑞叡]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の観仏の言及

【観念】より

…三昧とは禅定(ぜんじよう)ともいわれ,心を集中して心が安定した状態に入ることである。禅定の追求が継承されていくなかでその方法が具体的に形成されることとなり,観仏・観法などの修行の仕方が明らかにされていく。観仏とは,釈迦や阿弥陀などの仏のすがたやその功徳(くどく)を心に思い浮かべて禅定に入っていくことで,観法とは,心を集中し真理を心に思い浮かべて,それを観察し念ずることである。…

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