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観念劇 かんねんげきtheatre of ideas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

観念劇
かんねんげき
theatre of ideas

劇の発展が感情に訴えるおもしろさではなく,ある理念を追究しようとする劇。テーマは現代社会に関連するものが多い。それぞれ対立する意見を登場人物が主張し議論しあうなど,さまざまな形態がみられるが,提起された主題や問題の解決ではなく,論争や思考の過程そのものに意味がある。したがって観念劇は,三一致の法則はもとより,たとえば G.フライタークの唱えた戯曲構成5段階,すなわち発端,上昇,クライマックス,反転,終局 (カタストロフ大団円) などの,劇作上の約束事や規則にとらわれない。

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