角細工(読み)ツノザイク

精選版 日本国語大辞典 「角細工」の意味・読み・例文・類語

つの‐ざいく【角細工】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 動物の角に細工をすること。また、その細工物。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
    1. 角細工<b>①</b>〈人倫訓蒙図彙〉
      角細工人倫訓蒙図彙
  3. ( 水牛の角などで作ったところからいう ) 張形(はりかた)異称
    1. [初出の実例]「爰は清見が関とかや、今もあらためて京よりくだる角細工(ツノサイク)荷物を是にて留めたし」(出典浮世草子・色里三所世帯(1688)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む