角細工(読み)ツノザイク

デジタル大辞泉 「角細工」の意味・読み・例文・類語

つの‐ざいく【角細工】

動物の角に細工をほどこすこと。また、その細工物
張り形」の異名

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精選版 日本国語大辞典 「角細工」の意味・読み・例文・類語

つの‐ざいく【角細工】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 動物の角に細工をすること。また、その細工物。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
    1. 角細工<b>①</b>〈人倫訓蒙図彙〉
      角細工人倫訓蒙図彙
  3. ( 水牛の角などで作ったところからいう ) 張形(はりかた)異称
    1. [初出の実例]「爰は清見が関とかや、今もあらためて京よりくだる角細工(ツノサイク)荷物を是にて留めたし」(出典浮世草子・色里三所世帯(1688)下)

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