デジタル大辞泉 「角觝」の意味・読み・例文・類語 かく‐てい【角×觝】 [名](スル)《「角」はあらそう、「觝」はふれる意》力比べや相撲をすること。転じて、優劣を争うこと。「演劇を観、―を楽む者と雖も」〈秋水・社会主義神髄〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「角觝」の意味・読み・例文・類語 かく‐てい【角觝・觳抵】 〘 名詞 〙 ( 「角」は競う、「觝」は当たるの意 ) 相撲や力くらべをすること。また、その人。転じて、優劣を争うこと。[初出の実例]「觳抵奇戯なんどが歳にまし日にまして、盛になるぞ」(出典:史記抄(1477)一七)「八尺の農叟、南方の黒奴、貴国の角觝、天下に敵なしと云ふが如し」(出典:佳人之奇遇(1885‐97)〈東海散士〉三)[その他の文献]〔史記‐李斯伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「角觝」の読み・字形・画数・意味 【角觝】かくてい 角抵。〔後漢書、仲長統伝〕目に角觝のを極め、耳に衞(ていゑい)(靡の楽)の聲を窮む。字通「角」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の角觝の言及 【中国相撲】より …3ラウンド制で,1ラウンド3分,相手の体が地面に触れると3点,相手の体を持ち上げて,自分の肩より上に上げれば2点というような得点が決まっているが,別ルールもある。古くから力くらべが行われ,角力と書いたが,漢代に入ると角觝(角抵)(かくてい)と呼ばれて一般化した。宋代には杭州のような大都市の縁日で角觝が人気を呼んだ。… ※「角觝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by