言い知れず(読み)いいしらず

精選版 日本国語大辞典 「言い知れず」の意味・読み・例文・類語

いいしら‐・ずいひしら‥【言不知】

  1. 〘 連語 〙 ( 動詞「いいしる(言知)」の未然形に打消の助動詞「ず」の付いたもの ) 言いようもない。なんとも形容できない。善悪好悪貴賤などの両極にいう。
    1. [初出の実例]「そゑにとてとすればかかりかくすればあないひしらずあふさきるさに〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑体・一〇六〇)
    2. 「白き衣(きぬ)のいひしらず煤(すす)けたるに」(出典源氏物語(1001‐14頃)末摘花)

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